読書の秋とはいえ、面白い本×電子書籍しか読めない③

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読書シリーズ第三弾!

最初は雑談として書き始めたのですが
書いているうちに楽しくなっちゃって‥

あれよあれよと第三弾です。

『天才はあきらめた』/山里亮太


 

表紙と名前でお気付きだと思いますが‥

この本の著者は
お笑い芸人『南海キャンディーズ』の山里さんです。

帯コメントにある
『劣等感は最高のガソリン』という言葉の通り

ものすごい劣等感を抱えながらも
それをガソリンに変えて生きてきた自伝です。

 

何がスゴイかっていうと‥

普通の人間だったらガソリンにできない程の
強烈な劣等感の塊であること(笑)

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良い意味で!(笑)
 

ある程度は「芸風」だと思っていた自虐。

まさかそこまで‥?
そんな昔から‥?

と驚いちゃいました。

 

でも‥山ちゃんにとっては
あくまで『劣等感』であり『燃料』。

『劣等コンプレックス』ではなかったのでしょうね。

スゴイです。

 

そして、物凄い『努力家』

  • 芸人さんになるための努力
  • なってからの努力

”劣等感”をガソリンに変える力
それを”継続する力”が飛びぬけています。

 

『天才はあきらめた』というタイトルですが‥
その言葉をあきらめてください。天才です。

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「山ちゃんすごい話」をしてきましたが‥

この本の1番良いなぁと思うところは
『自慢話がない』ところ。

なんとなく「自伝」っていうと

少なからず
過去を美しく表現したり
人の同情を引くようなところがありがちですが‥ 

俺すごいでしょ!聞いてよ!
っていう感じが全くしないんです。

どちらかと言えば‥
『謝罪本』にも感じてしまうくらい。

 

謝罪‥といえば、この本では、
しずちゃんとの過去の確執にも触れています。

思えば「相方」って難しい存在ですよね。

会社員でも、同僚との距離感って
なかなか難しいのに‥

「相方」となるとそれ以上の距離感。

 

ピンで売れていく相方を見るのは
とても複雑な心境にもなると思いますが‥

個人的には、
しずちゃんが売れたことは
山ちゃんのプロデュースありきだと
思ってしまうんですけどね‥

 

とまぁ、劣等感がキーワードである書籍ですが
最終的には『成功体験』を書き記しています。

 

読み終えたあと

どこかスッキリして
不思議と感動すらあります。

素直にすごい人だなぁと思いました。
好感度が上がりました。

 
なんていうんでしょう。

やっぱり山ちゃんは普通の人の気持ちもわかってる。
というか、おごっていないんでしょうね。

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芸人さんって

「自分は面白い人です」
「面白いこと言いますよ」

っていう職業で、

そんな立場で出演する訳ですから‥
どう考えたって難易度高い!

あまりバラエティでお姿を拝見できない
南キャンの山ちゃんですが‥(笑)

あの『天の声』ってまさに天才だなぁと思います。

 

見た目・動きを抜きにした
まさに『言葉だけ』で

進行して、笑いをとる。

しかも、スタジオにいない状況で。

 

一時期、他の方々が
『天の声』 をされていたことがありましたが

やっぱり山ちゃんと柳原可奈子さんが1番しっくりきます。

 
全然書籍とは
関係ない話をしてしまいましたが
 
改めて
  • 芸人さんの過酷さ
  • 芸人さんのスゴさ 

 を感じてしまう一冊でした。

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